〜 トゥランヴァイ共和国 〜
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Bトレインショーティー製作ヒント集 その2
スカートの取り付けあれこれ(その2)
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さて、今回、新たにBトレイン用の台車2種類(急行電車用DT32タイプ,通勤電車用DT61タイプ)が追加で発売されましたので、前回見送ったスカート取り付け方法も加えてお送りします。 |
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〜その1の2〜
165,457系電車の場合 Part2
この車種は既に紹介済みですが、新製品で小型車両用台車「急行電車用」なるものが発売され、更に手段が増えたため、改めて新規部分を紹介します。 |
と言いますのもね、
Bトレインにこのカラーが登場したんですが、
この塗装の車両のスカートには色が付いているんですよ。
これをKATOのパーツで再現しようとしたら・・・
あのパーツって、軟質樹脂だから、塗装してもすぐはげるんですよね(汗)
何とかBトレインのパーツが生かせないか?と。
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国鉄急行型・近郊型の場合、KATO(及びグリーンマックス)の通常の台車では、Bトレインのスカートパーツへカプラーポケットを通す事が出来ませんでしたが、Bトレイン専用の小型車両用台車で試したところ、実はすんなりと入るのでありました。
で、これが判った瞬間、スカートを台車マウント方式からボディーマウント方式に戻そうとパーツ箱を漁ったら・・・ と言うわけで、高速走行時でも安定したコーナリングが期待できる(?)台車マウントタイプスカートも造ってみましょう。
写真は・・・左から、 |
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<Bトレインのスカートパーツを生かす>
小型車両用台車を使った場合、スカート装着は加工の必要無く可能です。 尚、首振り角は十分有り、一応、R216のカーブは通過可能です。 |
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<KATO製のスカートパーツを使う>
これは、前出のスケール車両用DT32及びTR69に用いた方法と同じです。すんなりとスカートパーツが嵌ります。 が、この方法では と言うわけで、台車にスカートパーツを接着してしまいましょう。
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下準備として、KATO製のスカートパーツを写真のように床板と干渉しないようにカットします(スケール車両用台車では不要な加工でしたが、小型車両用台車にマウントすると、見事に干渉します)。 次にカプラーポケット部分に接着剤を塗り、台車にスカートを接着してしまいます。 今回、使用した接着剤は、
というもので、これは、前回紹介した「セメダインPPX」のように、混合するタイプではなく、そのまま塗りつけて固着を待つタイプです。 |
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そして、実は・・・
小型車両用台車を使った場合、スケール車両用台車を使ったときに比べ、連結面の間隔が遥かに狭くなり、より実感的になります。 台車に実感性を持たせた時、全体的な編成として見ると、多少違和感があるスケール車両用台車と、
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その5
〜E231系の場合〜
この車種は残念ですが、あまり有効な手段はありません。 |
E231系は、カプラー下端とスカート下部上面が
当たって、左右に動かない。
(写真は小型車両用台車にKATOカプラー密連を装備した物)
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で、小型車両用台車に「KATOカプラー密連」タイプを取り付けてみたところ、いい感じには嵌ったのですが、やはりすんなりいかず、写真○部分のカプラーポケット下部最前面とスカートパーツ裏面が見事に当たり、左右に動きません。 上記の小型車両用台車(急行電車)で書いた通り、カプラーポケットの下部の最前部をカットすれば、何とかスカート裏面との干渉を防げるのですが、今度は台車を左右に振ったとき、左右でカプラーとスカートが当たって大きな角度で首を振ることが出来ません。 総武線タイプの上下が細いタイプのスカートなら、開口部を広げれば(実感はなくなりますが)一応実用の範囲に収まりますが、開口部の殆ど無い山手線タイプではもうお手上げです(汗) やはりスカート取り付けと台車・カプラーのNゲージ化は両立しないのでしょうか? だったら、あっさり「ダミーカプラー」と割り切ってしまうのはどうかと。 余談:
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で、ダミーカプラー化します。
Bトレインの床板は妻面のカプラ−取り付け部分にKATO製の2軸貨車用カプラ−ポケットが装着可能です。 とりあえず、先頭部分のカプラ−はダミーなので、台車のカプラーポケットは根元から切り取ってしまいます(割り切りが肝心です)。 答えは簡単。
台車のセンターピンは台車の中心にあるのではなく、少々車体内側寄りにオフセットして取り付けられています。 |
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今後も追加パーツや、新シリーズ発売により、
いろいろな方法が出てきそうです・・・
果たして全車「リックドム(俗称:スカート付き)化」出来るかな?
〜 Atelier Tramvai 〜