〜 トゥランヴァイ共和国 〜
|
Bトレインショーティー製作ヒント集 その2
スカートの取り付けあれこれ(その1)
★
BトレインをNゲージ化させるために台車を交換すると、少々困った事が起きます。
先頭車に「スカート付き」の車両とそうでない車両が存在し、スカートの無いものは全く問題ないのですが、「スカート付き」の車両にボギー台車を取り付けようとすると、「スカート」と「カプラーポケット」が干渉して、台車が全く動かないようになり、カーブが曲がれなくなるという問題が発生します。 尚、Bトレインのスカートは全て『前面パーツ』にマウントされているため、「前面カプラー」を諦めるか、「スカート」取り付けを諦めるかのいずれかとなり、実感どころの騒ぎではありません。 そこで、実感を持たせつつ、実用的にカプラーを取り付ける方法の紹介です。 |
★
その1
〜165,457,113系電車の場合〜
|
国鉄急行型・近郊型の場合、Bトレインのスカートパーツはカプラーを通す事が出来ませんので、ボギー台車を装着した場合はスカートの装着を諦めているかと思います。 しかし、KATO製のスケール車両の場合、基本編成はダミーカプラーとスカートが床板に装着されていますが、付属編成の場合は「カプラーマウント」タイプのスカートが装着されています。 これと同じ発想で、スカートを台車マウントタイプにしてみましょう。 |
|
装着は簡単。
KATOの別売りパーツ165系(457系,113系)用スカートパーツを写真のように台車に嵌めるだけです。 但し、注意したいのは、先頭車運転台側に取り付ける「増結用台車(カプラー長,Lタイプと呼ばれる)」は、カプラーポケットの取り付け軸が、中間車用のものより長く、これを使うと、カプラーが車体より大きく飛び出して、昔々の蒸気機関車に見られる「カウキャッチャー」のようになってしまいます。 尚、グリーンマックス製の台車にもKATO製の台車マウントタイプスカートパーツの装着は可能ですので、113系にはグリーンマックス製をオススメします。
|
![]() |
尚、この方式をとる場合、車体側の左右ガラスを固定する黒い軟質樹脂製「ブロック」パーツの車体下側突起部分(写真の桃線部分)を切り取らないと、この部分がカプラーにマウントしたスカートと干渉してカーブで台車が動かず、脱線してしまう可能性がありますので要注意。
その他の車種も念のためこの加工をしておく事をオススメします。 |
☆
その2
〜207系通勤型電車の場合〜
|
207系の場合、GM製DT50台車を使えば、カプラーポケットとスカートがあまり干渉しないので、加工の必要なく装着可能です。 しかし、TOMIX製の台車を装着した所、カプラーポケットとスカートが見事に当たり、左右にあまり動きませんでした。 しかし、道床付きレールの最急カーブR216は難なく通過しましたので、特に問題は無いかと。
写真左:TOMIX製台車(写真は209系用)とカプラーの関係
|
☆
その3
〜209系のスカート〜
|
209系は、TOMIXの台車を使用した時は、カプラーポケットとスカートが干渉せず、すんなり装着できますが、KATO,GMの台車を使った場合、スカートパーツの裏側
とカプラーポケットの最前面が見事に当たって台車が左右に動かなくなりました(写真右側)。
これに関してはTOMIX製台車はカプラーポケット部分の厚みがスカートの穴の高さより低いために干渉せず、左右方向にも大きく移動する事が出来ます(写真左側)。 |
☆
その4
〜201系,205系の場合〜
|
201,205系用のスカートパーツは共通で、中央部分が車体前面側に出っ張ったアーチ状なっている。 写真ではGM製の台車を装着しているが、ある程度の干渉は防いでいるものの、カプラーポケット下部前面側がスカートの内面に少々当たっています。 スカートの内側を(耐水ペーパーかデザインナイフで)少し削り、カプラーポケットの前面部分もアーチ状に削って干渉を防ぐ必要がある。 尚、車両登場時の姿を再現するならば、スカートは不要です。 |
☆
その5
〜E231系の場合〜
この車種は残念ですが、あまり有効な手段はありません。 |
で、詳細は「こちら」
(スカートの取り付けあれこれ その2のPageへ。)
☆
あなたのBトレも早く「リックドム(笑)」にしてくださいね♪
〜 Atelier Tramvai 〜