〜 トゥランヴァイ共和国 〜
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〜 Atelier Tramvai (あとりえ
とらんばぃ)〜
Bトレインショーティー製作例〜その2
『Bトレインを塗装する』(1ページ目)
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Bトレインショーティーは塗装済み組み立てキットなので、塗装をする必要は無いのですが、製品が自分の望む塗装の車両であるとは限りません。 そこで、自分の欲しいカラーに塗装を変更するわけですが、実は言葉で言うほどそんなに簡単な物ではありません。
まぁ、一見普通に塗装できているように見えますが、実は、製品の上から全体に「白」を塗装している関係上、各部のモールドが塗膜で隠れてしまっています。 と言うわけで、「塗装編」に入る前に、「塗装を落す編」をお送りします(汗) |
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◆その0 塗装の落とし方◆
では、ボディーの塗装を落としましょう。では早速「ラッカーシンナーのプール」にダイビング・・・
ちょっと待った〜〜〜!! 鉄道模型改造派の方ならご存知かと思いますが・・・ ☆ その1:薬品「2−プロパノール」を使う。 ☆ その2:模型用「水性塗料専用溶剤」を使う。 [おすすめ♪]
この他に、タミヤ製のアクリル塗料用溶剤(水性)もあります。 |
その「使い方」と「効果」
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1.とにかく「漬け込む」 この水性溶剤は、Bトレインのボディーに施されている塗装を、「ふき取る」事によって落す・・・と言う訳ではありません。 暫くこの溶剤に漬け込んで、塗膜自体をプラ素材から剥がれやすくすると言った使い方をします。 通常の塗装なら大体5時間くらい漬け込めばはがれやすくなりますが、銀塗装に関しては、少々剥がしづらいため、半日以上は漬け込んでおいたほうが良いかと。
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2.おもむろに塗膜をはがす 漬け込んだ物を溶剤から取り出し(塗膜がぼこぼこに膨れていればOK)、おもむろに「ウェットティッシュ」など少々繊維の強い紙や綿の布切れなどで塗膜を擦り取る。 塗膜は、簡単にべろっとはがれて綺麗なプラ素材の表面が顔を出します。 ただ、スジ彫りや奥まったエッジ部分には塗膜が残りますので、溶剤を付けた爪楊枝や歯ブラシなどで擦り取れば綺麗に落ちます。 結果、このように見事に塗装を落す事が出来ます。 |
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尚、エクスプレス版のボディー(と、屋根板も?)と通常版の透明前面パーツについては、ラッカーシンナーを使用しても、プラ素材を侵す事無く塗装を落せます。 エクスプレス版は特に妻面のモールドが深く、一気に塗膜をはがすことが困難なので、大まかに水性溶剤で塗装を落し、残りの部分を「模型用ラッカーシンナー」に漬けて、大きめの平筆か刷毛で丁寧に擦り落せば良いかと。 (ラッカーシンナーの臭いは強烈なので、よく換気する事。昇天しても知らないよ〜(笑)) |
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その1: エクスプレス版・ラッカーシンナーとの比較 実際に塗装を落してみました。 但し、塗装を落した時に、
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その2: ラッカーシンナーでは透明パーツが「曇る」んですが。 (と言う声もありますが・・・) え?そうなんですか? |
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← あれ?ひょっとして、こういう事?
ラッカーシンナーで落した塗料が じゃないでしょうか(汗)。 |
その3: 他のNゲージ製品の塗装は「水性塗料用うすめ液」で 落ちるの? 結果から言います。 落ちませんでした(滝汗)以上。 どうやら、こればかりは2−プロパノールのお世話になることに・・・(汗) |
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その4: 通販でおなじみの 洗剤をを使わず水だけで汚れが落ちる「あのスポンジ」 では落せるの? これも結果から言います。 落ちませんでした(滝汗)以上。 確かに、あの「メラミンフォーム」は水垢汚れや油汚れなどを洗剤無しで見事に落してくれる優れものです。 |
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まぁ、そんなこんなで塗装を軽く落してみました。
では、何故塗装を落さなければならないのか?
それは次回のお楽しみ♪
予告の1枚(笑)
これは何が言いたいんでしょうかね・・・?
「マスキングか汚い・・・」では無いです(汗)
続きは「こちら」
Wild_D4作成:2003年11月02日 |
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