〜 トゥランヴァイ共和国 〜
鉄道車両工房【 分類番号:房
トラ−展示4 】

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Bトレインショーティー車両ギャラリー その4

晩年の急行「のりくら」編成
(キハ65,キロ28他)


手前からキハ65,キロ28,キハ28,キハ58

Bトレインショーティーベストリピート2にラインナップされた「キロ28」によって、急行型気動車の編成に変化を持たせられるようになりましたが、急行編成に欠かせないキハ65は、ラインナップに加わりませんでした。
そこで、キハ58系と余剰の急行電車中間車を組み合わせて、キハ65を造ってみました。

ちなみに、キロ28は最終型の断面変更車で、洗面所が車体の妻面寄りに移り、屋根が張り上げ屋根ではないキハ65と同じ断面形状のタイプに変更してあります。

平成元〜2年頃(廃止直前)の急行「のりくら」(名古屋−高山・富山間)は写真の4両編成で、運転されていました。

〜キハ65型〜


キハ65
極力パーツの原型を留めるように。

 

車体の構成は、
前面・乗務員扉:キハ58,側面・屋根:モハ456
,妻面:サロ165で、客室窓はモハ456用を2両分使用。
クーラーと客室扉はKATO製オハ12より。

前面パーツはキハ58の物をそのまま使用していますが、キハ65の運転席の窓はパノラミックウィンドウであるのに対し、キハ58の運転席の正面窓は平面タイプとなっているため、Bトレインの前面が透明パーツになっていることを利用して、「パノラミックウィンドウを単に塗装しない事」で再現します。
ただ、それではパノラミックウィンドウと運転席にある開閉可能な小窓が繋がってしまうので、前面パーツの車体寄りの部分に0.5mmのプラ板を貼り、パノラミックウィンドウと小窓の距離を保つようにします。


車体の構成


スナップフィット用のダボと穴は極力生かして
接着する事無く、かつ、車体全体の強度を
確保することが重要です。
(殆どパズルですけど・・・(汗))

 

工作:

車体は原型を留めないほど改造してもいいのですが、動力ユニットを簡単に組み込めるよう、また車体強度を保つように、極力元の車体構成をそのまま生かすこととします。

屋根板は457系サハ用を使い、クーラーとベンチレータのモールドを全て取り去り、開いた穴を塞いでからオハ12のクーラーを取り付け基部ごと屋根板に接着しています。
尚、屋根上の「排気口」は、キハ58系のものを移植しています。

客室ガラスは、乗務員室から前側デッキ部分までをキハ58から、その後ろはモハ456の物を使っています。
尚、床板から生えているツメを受ける部分は、前側はキハ58のパーツで、後側はモハ456のパーツで受けるようにします。

客室窓が1個不足するので、別途急行電車中間車から調達してきます。
追加した窓ガラス1枚分は、ガラスパーツに接着するのではなく、車体側板側にゴム系接着剤で接着してしまいます。

そして、客室ガラスの位置に合わせて、車体側板を切り継ぎます。
一番前からキハ58(乗務員室),オハ12(折戸),モハ456(客室),オハ12(折戸)と、現物合わせで切り継ぎしています。
もちろん側板とガラスパーツを固定するためのダボは極力利用する事として、余計な接着をしないで済むようにします。

こうしてカタチを大まかに造ってから、表面処理・塗装をして完成となります。

尚、折り戸のガラスははめ込み式ではなく、Bトレインの窓ガラスパーツを平らに仕上げただけです。
強度確保のため・・・とか言ってみたり(汗)

ここまで気合入れて改造したキハ65ですが・・・
Bトレイン通常シリーズパート9でラインナップされる事が決定しました。

もうこんな苦労しなくて済むんですねぇ・・・(滝汗)

Wild_D4作成:2004年08月01日

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