〜 トゥランヴァイ共和国 〜
鉄道車両工房【 分類番号:房
トラ−展示3 】

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Bトレインショーティー車両ギャラリー その3

国鉄クモヤ92000&名古屋鉄道モ800(初代)


左:国鉄クモヤ92000型教習車/右:名古屋鉄道モ800型(旧名岐鉄道デボ800型)

Bトレインショーティーパート5にラインナップされた「72系旧型電車」は、今までの新性能車両ばかりだったラインナップとは毛色が異なるシリーズとなっています。

コレをベースにいろいろな旧型車両が再現できそうですネ・・・
と言うわけで作ってみたのがこの2両。
工作部分は、「車体側板切り継ぎ両運転台化」と「顔の変更」、後はこまごまとしたモールド類です。

〜車体の加工〜


車体前面,側面パーツ


ガラスと屋根の取り付け。

スナップフィット用のダボと穴は全て生かして
車体全体の強度を確保することが重要です。

◆クモヤ92000

こちらは素直に側板を戸袋窓の中心部分で前後を切り継ぎ、両運転台化。
窓ガラスは桟の部分で切り離し、運転台側のガラスパーツを接着しないで側板にはめ込むだけとします。
ただ、注意しておきたいのは、側板の切り継ぎ位置と窓ガラスパーツの分割位置は出来るだけ離しておいた方が無難です。
それは、車体側板に力が加わった時にガラス板パーツがその力を支えきれずに側板が割れてしまうからです。
側板の切り継ぎ部分を窓ガラスパーツで充分支えきれるようにしておきましょう。

〜ガラスと側板の切り継ぎ位置〜

  ↓切断位置

ガラス

ガラス

側板

←切り継ぎ位置

 ▲応力

この場合、ガラス部分が接着されていない場合は、側板を支える事が出来ないので、側板が割れてしまう。

切断位置↓  

 

ガラス

ガラス

側板

←切り継ぎ位置

 ▲応力

この場合、側板の切り継ぎ位置に応力が加わっても、大きなガラス部分が支える事が出来るので、側板が割れてしまう可能性は低くなります。

また幸いな事に、屋根には前後方向どちらにでも付くようにガラスパーツ取付用ダボ穴が片側4箇所づつ配置されているので、ガラスパーツを車体中央で切り継いだ場合に屋根板に片側4箇所で支えられる事になります。
ただ、この場合、車体中央1箇所の側板を支えるガラスパーツのダボ穴が潰れてしまいますが。

パーツの加工が終わったら、全体を「黄色」で塗装し、帯部分をマスキングして、全体をぶどう色2号で塗装します。
マーキング類は、パソコンで画像データを作ってシールに印刷して貼り付けです。

 


塗装前の状態。
白い部分がプラ板で、前面は一度全体を削って
コンパウンドで磨き出し。

何か、塗るのが勿体無いような・・・

◆名古屋鉄道 モ800型

こちらも車体には上記クモヤ92000とほぼ同じ加工を施してありますので詳細は省略。

ガラスパーツは、名鉄旧型車独特の2段窓を表現すべく、72系3段窓の物を使用し、下2段分のモールドを削り取り、丁寧に磨いてからコンパウンドで艶出しします。

前面は72系と形が全く異なりますが、わざわざNゲージ用パーツを持ってくるほどの難解な形をしているわけでは無いので、Bトレインの前面パーツを磨きだして、プラ板で大まかなモールドを施してやるだけとします。

加工元とする前面パーツは、比較的平面で彫りが深くなく、比較的厚みがあり、思い切り削りこんでも穴をあけてしまう事心配が殆ど無い
「クモハ73近代改造化」の物がお勧め。

これを目的の形になるように慎重に削り、最後に目の細かい耐水ペーパーで表面を仕上げてコンパウンドで磨けば、パーツの透明度が復活します。
後はウィンドシル・ヘッダをプラ板で再現し、ライト類のパーツを接着すれば完成です。

塗装は、単純に赤1色なので、特に苦労する点は有りませんが、窓ガラスの桟だけは丁寧に筆塗りしてあります。

尚、行先方向板(サボ)は実験的に「マグネットシート」を使用した「簡易クイックヘッドマーク」仕様(笑)にしてあります。

72系は改造ネタの宝庫ですので、暫くは遊べそうですネ

Wild_D4作成:2004年07月25日

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