〜 トゥランヴァイ共和国 〜
|
ショーティーNゲージ車両ギャラリー その2
国鉄117系近郊型直流電車
これはもう「暴挙」の域ですね・・・(汗)
ちゃんとWC付き車両(左)も、100番代(右)も作り分けです。
★
|
Bトレインショーティーは、バリエーションが豊富なのですが、車体の塗装変更のみで種類を増やしているため、実は車体の種類は意外と少ないのです。 で、その少ない車種の中から流用できそうな車体を持ってきて、全く別の形式にでっち上げてしまえば、バリエーションも一層豊富となり、それが誰も持っていない車両ともなれば、「多少は」威張れるものです(笑) というわけで、今回は、えっ?という車両を造ってみました。
パート4で登場した国鉄型の標準タイプの近郊型電車113系。 そんなわけで塗装さえ出来ればパーツを殆どいじらずに車種を増やせる「お手軽改造でっち上げ法」を紹介。 |
|
今回の改造は、パーツ自体はあまり手を加えず、ボディーの塗装にだけ専念します・・・と言いたいのですが、問題は前面。 こればかりは、自作するわけにもいかず、逃げの一手で、KATO製のスケール車両のものを「そのまま」使用します。 (そうすれば、面倒な塗装もしなくて済むから(笑)) ということで、ボディーをクリーム色とぶどう色で塗装し、普通にBトレインの113系を組み立てます。 |
|
屋根の加工: 但し・・・ 117系は、集中式クーラーの前後に換気機が1機づつ付いています。 |
|
顔の調達: はい、詳細な説明は不要ですね。 KATOの車体からそのまま使用する部分を切り出してくるだけです。 桃線部分で豪快に切ってください。但し、車体中央寄りは豪快にいってもいいのですが、使用する部分は絶対に傷をつけてはいけません。 |
|
顔の取り付け:
尚、台車は今回、KATO製のDT32,TR69を使用し、クハの100番台車にはグリーンマックス製のDT50を使用し、これらをM3規格のネジで床板に固定しています。 |
塗装: これは、グリーンマックス製の鉄道カラーのクリーム色5号(横須賀色クリーム)とぶどう色2号(旧型国電、旧型電機用茶色)をそれぞれ「缶スプレー」で吹き付け塗装しています。 特殊な道具は使用していません。 尚、客室ユニット窓の独特な「田の字」の形状は、窓ガラスパーツのツニット窓部分に縦1本クリーム色を塗装しただけで簡単に再現しています。 そして、100番代車両は窓ガラスのモールドを全て削り取り、目の細かい耐水ペーパーで表面を滑らかにし、コンパウンドで丁寧に磨き上げてから、縦1本クリーム色を塗装しています。 雰囲気重視と言う事で(汗) |
各部位のサイズを厳密にみていくと、実際には全く異なるのですが、
トータルのバランスで見ると上手い具合に雰囲気を醸し出しています。
所詮はショーティーなんだから、各部の寸法云々で難癖つけるのは無意味な事。
似てる似てないは置いといて、雰囲気重視でどんどん種類を増やしていけば
もっと楽しめるのではないでしょうか?
塗装を替えて顔を挿げ替えるだけなら初心者でも簡単にできますので・・・。
もちろん「大改造」して全く別の車種を生み出してしまうのもいいですが、
そこに至るまでにはかなりの技量と経験が必要です。
これを機会にどんどん「改造工作派」を目指してみてはどうでしょうか?
(ただ、魔物「カンセーセン」に取り憑かれる可能性もありますけどね(笑))
〜 Atelier Tramvai 〜